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OCDIについて - ごあいさつ

 

ごあいさつ

一般財団法人国際臨海開発研究センター(OCDI)は、1976年7月に設立されて以来、約40年間にわたって、世界の臨海開発及び国際物流に関する調査研究、研修事業などによる国際協力、国際会議や学会等への積極的な参画を通じた国際交流を行うことにより、世界の臨海開発の促進及び国際物流の円滑化やそれを担う人材の育成に貢献するとともに、我が国の持つ優れた技術の諸外国への普及を図ってまいりました。

OCDIが行っております事業の大きな柱である世界の臨海開発及び国際物流に関する調査研究では、これまでおよそ70ヶ国にのぼる国々で、港湾の数にすれば250港以上の港で港湾開発の計画策定や、港湾の管理・運営の効率化や行政組織の強化のためのプロジェクトなどを実施してきました。相手国に提案した港の計画が実現し、その国の経済を支える大黒柱として力強く活動している様を見ることができればこれに勝る喜びはありません。
またもう一つの事業の柱である海外の港湾関係者を招いての研修事業については、これまでに1,000名をはるかに超える研修生を受け入れています。かつて研修生として来日された方にお会いし、今や立派な幹部としてその国の港湾行政を担っておられる様を見るにつけ、人つくりへの協力の手ごたえを感じています。

世界の港湾をめぐる環境は目まぐるしく変化しています。コンテナ輸送については世界的に輸送量の増大とコンテナ船の大型化はますます進展しており、メガオペレーターが台頭するとともに、港湾運営の民営化が進展しています。また、近年経済成長が著しいアフリカや南アジアの多くに国々では、急増するエネルギー需要に対応するため、石炭等のバルク貨物を取り扱う港湾の整備が求められています。更には、港湾手続きの電子化や港頭地区の交通渋滞対策など、港湾の管理運営の効率化を目指した新たな協力のニーズも生まれています。一方で、我が国の成長戦略の一環として港湾関連産業の海外展開に対しODAと連携して支援してゆくことも必要です。このため、港湾のソフト・ハードにわたる幅広いテーマを対象とした調査研究、技術協力を実施することが必要とされてきています。

これまで長年にわたり港湾分野の協力ノウハウを蓄積、発展させてきたOCDIの役割は、これまで以上に重要と考えております。OCDIといたしましては、ノウハウの一層の向上や、諸外国との国際交流・情報収集にも積極的に取り組んでいくとともに、グローバル化する社会の中で、我が国の港湾政策についても質の高い提言を行えるよう取り組んで行きたいと考えております。

関係各位におかれましても、OCDI に対する倍旧のご理解とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げる次第です。

理事長 富田 英治
理事長 富田 英治